生徒語録♪2018年6月
2018年06月30日
レッスンでは生徒によく質問をします。
『ここはどう弾きたいの?』
『ここはどんなイメージ?』
『どんなお話しの場面かな?』
『どんな色かな?形かな?』
『クレヨンのピンク?色鉛筆?絵の具かな?』
『今弾いたのは、イメージしていた通りだったかな?』
本番前のAちゃんのレッスンでもいつものように質問攻めにしたら
レッスンから帰ってお母さんにこう言ったそうです。
『ピアノ(音楽)には、算数の計算問題みたいに決まった答えは無いんだね!』
世の中には答えが決まっている物と、決まっていないものがある。
その晩、Aちゃんとお母さんは
世の中の答えが決まっていないもの探しをしたそうです♪
別の日のこと・・・
中学受験を控えているB君が曲の中間部分を指差して
『ここはね、僕ちゃんとイメージがあるんだよ。
なんていうのかなぁ・・・空がわぁ~って(広がる)感じ。
でも最初の部分は全然違う。
高い崖の上に中国風というか和風かな?そんな建物があって
もみじとかが周りにあって風で葉っぱが飛んでくるみたいな・・・』
その日のレッスン冒頭で、調や和声について少し話しをしていました。
B君が中間部で空が広がるように感じたのは、
そこで転調したからじゃないかな?
曲の冒頭で東洋的なイメージを持ったのは、
そこで使われている音階のせいじゃないかな?
今は音楽理論の勉強をするには時間が足りないので
受験が終わったら始められると良いね♪
lotus flower